導入事例 002

ソランピュア株式会社 様

強み発見プログラムライト版 第1回目レポート:テーマ「自己理解、他者理解」

~ 自分が喜ぶ働き方を語る自己紹介をしよう ~

今回は、ソランピュア様の社内で実施されたオリエンテーションの第1回目の様子をレポートします。

全3回シリーズのファーストステップとして「ヒアリングをして相手を紹介する他己紹介の発表会」をしました。普段なかなか深く話す機会のないメンバー同士が、安心・安全な場でお互いを知る貴重な時間となりました。

開催場所の雰囲気・様子

会場は社内の休憩室。大きな窓とすりガラスから自然光が差し込み、とても明るく清潔感のある空間です。緑のカーペットはまるで芝生のようで、リラックスできる雰囲気。靴を脱いで床に座るスタイルなので解放感もあり、普段の会議室とは一味違う心地よさがありました。

最初は全員が少し緊張気味。しかし、ペアで話し始め、相手の話をメモしたり質問を重ねるうちに、徐々に表情が和らいでいくのが印象的でした。

研修の流れ

1.軽い自己紹介と「今の気持ち」

まずは一人ずつ自己紹介と、今の気持ちをシェア。

「過去にやったことがあるけど、この雰囲気は初めて」  「頭が真っ白です」

「何をするのか分からず緊張している」  「楽しみ!」

など、率直な気持ちが飛び交いました。

2. 安心・安全の場づくりと傾聴姿勢の確認

「今日やること」と「安心・安全の場とするためのお約束」、そして傾聴の姿勢についてスライドで共有。心理的安全性を保つための土台作りを丁寧に行いました。

3. ペアワーク:4つのテーマで自己紹介

ペアになり、以下の4つのテーマでお互いを知るワークを実施。

最初は恥ずかしがって下を向いていた人も、だんだん積極的にインタビューし質問が増えていきました。

ワークシートにある「嬉しいと感じるとき」の回答に「この時間」と書いてあるのを見つけて大変うれしく思いました。

①最近嬉しかったこと ②好きなこと ③楽しいと感じるとき ④嬉しいと感じるとき

【話された一例】

①野球でホームランを打ったことが嬉しかった。娘がお洒落になっていること。

②動物が好き、いろいろ飼ってます。調べるのが好きで、どんどん突き詰めていく。

③部下の成長を見るのが楽しみ。知らない人と出会うこと。

④褒められると嬉しい、気の知れた仲間と相談しながら仕事をする

4. 他己紹介の発表会タイム

最後は、ペアの相方のことをみんなの前で紹介。少し緊張した様子も見られましたが家族の話になると表情が柔らかくなったり、和やかな空気に包まれたりと普段見られない一面も。ウンウンと頷きながら熱心に聴いていたり、たまにペアで顔を見合わせて自然に微笑みを送り合える関係が出来上がりました。

相方の好きな話を伝えているうちに自分も嬉しくなったいう気づきもありました。

【参加者の気づきと対話の広がり】

・これまでじっくり話したことがなかったメンバーの意外な一面を知ることができた

・上司が驚くような話を部下が披露するとは思わなかった

・プライベートの話から、「お母さん」としての顔が垣間見えた

・穏やかに見えて実はチャレンジ精神旺盛な人だった

・好きなことを話す時の幸せそうな表情が印象的

・家族の話をする時の表情がとても優しい

【まとめ】

今回の研修を通じて、「心理的安全性」の大切さを改めて実感しました。

最初は緊張していた参加者も、安心できる環境と丁寧な傾聴によって、自然と心を開き始めます。普段の業務では見えない一面を知ることで、職場の人間関係がより豊かになり、生産性向上にもつながるのではないでしょうか。

次回はさらに一歩踏み込んだコミュニケーションワークを予定しています。引き続き、みんなで「安心して話せる職場」を目指していきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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